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アンモニア除去技術

​アンモニア除去の考え方

分析環境におけるアンモニア汚染は、装置そのものではなく 装置に供給される空気 を介して発生するケースが多い。

作業者由来の呼気や体臭、周辺分析作業、試薬や前処理工程から発生するアンモニアは、室内空気中に拡散し、装置内部へと侵入する。

ADANのアンモニア除去技術は、分析機器に導入する空気を事前に清浄化する ことで、アンモニアの流入経路そのものを制御する技術である。

​従来環境における課題

多くの分析装置では、以下のような状態が生じやすい。
 

  • 室内空気をそのまま装置内部に取り込んでいる

  • 換気条件や作業内容によってアンモニア濃度が変動する

  • 時間帯や人の出入りによってブランク値が変化する
     

その結果、
 

  • ベースラインの不安定化

  • 低濃度域での再現性低下

  • 長時間測定時のドリフト
     

といった問題が顕在化する。

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ADANアンモニア除去技術の基本構成

ADANのアンモニア除去技術は、以下の考え方に基づいて構成

されている。

  1. 外気・室内空気を専用の空気清浄ユニットへ導入

  2. アンモニアを含む不純物ガスを除去

  3. 清浄化された空気を分析装置内部へ供給

このプロセスにより、装置内部の雰囲気は常に アンモニア影響を受けにくい状態 に維持される。

ポイント①:空気を「装置側」で制御する

アンモニア除去は、分析系の前処理や補正だけでは限界がある。

ADANは、測定そのものに手を加えるのではなく、測定環境

(空気)を安定化させる というアプローチを採用している。

これにより

  • 分析条件を変更せずに効果を得られる

  • 装置本来の測定性能を維持できる

  • 装置メーカーや測定原理に依存しにくい

という特長を持つ。

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アンモニア原理5.png

ポイント②:連続供給による安定環境の維持

アンモニア除去は一時的な処理では不十分である。

ADANの技術では、清浄空気を 連続的に供給することで、

  • 周囲環境の変化

  • 作業内容の変化

  • 昼夜・稼働時間帯の違い

といった外乱に対しても、分析環境を安定した状態に保つ。

分析装置内部で起きている変化

アンモニア除去技術を導入することで、装置内部では次のような
変化が起こる。

  • 背景アンモニア濃度の低下

  • ベースラインの安定化

  • 測定値のばらつき低減

  • 長時間測定時の再現性向上

これにより、低濃度領域の分析や連続測定において、信頼性の
高いデータ取得が可能となる。

アンモニア原理6.png

対応可能な分析環境

本技術は、以下のような分析環境で特に効果を発揮する。

  • 連続流れ分析装置(アンモニア・全窒素・硝酸 等)

  • イオンクロマトグラフィーによる微量成分分析

  • 低ブランク・高再現性が求められる研究・品質管理用途

次のステップ

本ページでは、アンモニア除去技術の基本的な原理を紹介しました。

実際の分析環境における効果や測定データについては、
以下のページで紹介しおります。

導入検討や測定環境に関するご相談については、
お気軽にお問い合わせください。

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